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ソフタード工業の触媒交換技術

製油所写真


ご挨拶


弊社は今日まで、スピード、堅実及び信頼をモットーに努力し、特に石油精製プラント定修工事のボトルネックである反応塔の触媒交換技術 を開発しました(触媒交換の関連特許多数)。
産業プラント設計(ソフト)と建設、保全(ハード)は車の車輪のように非常に密接な関係でなければなりません。
この理念を実現するために、各分野の経験豊富な技術者が集まりました。
顧客の高度な要求を満足し、国際競争力のあるノウハウと技術を提供できる弊社は数多くの特許技術を持っています。


製油所メンテナンス事業

1.空気雰囲気下の安全な触媒抜出技術

Catalyst Passivation Method (KS-767工法) は、触媒表面に強固な油被膜を形成させることにより、 触媒と空気が直接ふれることを阻止し、触媒の酸化、発熱を防止する事が出来ます。
触媒交換工事では従来、触媒の酸化、発熱をおさえるために反応塔内に窒素を封入し窒素ガス中に人間を送り込む方法を採用しておりました。
しかし、弊社の開発したKS-767工法は、空気雰囲気下での作業が可能となると同時に湿式抜出工法であることから、 粉塵飛散の問題も解決され、安全かつ経済的に工事を行うことが可能です。
この技術は、日本国内はもとより広く海外でも多数の実績があり(国内外500以上の実績)、非常に高い評価を受けております。
これらの特許技術は石油精製装置の反応塔からの触媒抜出工事において多年にわたり研究開発されたものです。

KS-767 (CATnap)の施工実績

Applied process

廃触媒抜出ボリューム実績

Unloaded volume of catalyst

2.ロボットによる固結触媒掘削工法

弊社の開発したロボットによる触媒掘削工法(触媒掘削機MARKシリーズ)によって従来の危険作業を一挙に解決すると同時に、 現場作業でのコストダウンが可能になりました

日本特許 No. 2065261

3.触媒充填機

直接脱硫装置の偏流や触媒の固結を防止するために製作された充填機。またインペラを正転逆転させることにより容易に平坦な充填面を作ることも可能。


触媒充填機 SPM
日本特許 No.6383679
米国特許 US 9586189 B2

4.ダストリムーバー

充填中に触媒が破砕して発生する微細な粒子を取り除く装置。 反応塔の運転に悪影響を及ぼす粒子を充填しながら予め除去出来る。


触媒粉除去装置 ダストリムーバー
日本特許 No. 7025015

5.触媒再生用抜出技術

近頃では、レアメタルの高騰により触媒価格が上昇しており、また軽油等のサルファー規制が厳しくなり、 触媒必要量が著しく増加しております。また、限りある資源の有効活用が求められています。
弊社の開発したRALS(Reductive Attrition Loss Separator)工法はこれまで破棄していた触媒を再生可能触媒として回収出来ます。

日本特許 No. 5072643
アメリカ特許 US 7959870 B2

6.連続式セパレーター

触媒の吸引作業を止めることなく連続的に抜き出す事が出来るセパレーター。 反応塔から触媒を吸引して抜き出す際に通常はセパレータから触媒が排出されるたびに吸引が止まる。 しかし連続式セパレータは名前の通り吸引が止まることなく連続して吸引が可能。 これにより30m以上もある吸引ホース内に触媒が詰まることがなくなり、効率的に触媒を抜き出すことが可能となる。


日本特許 No.5893998
アメリカ特許 US 7959870 B2

7.原油タンクスラッジ除去技術

原油タンク内を開放点検する際にタンク底に堆積したスラッジを除去する技術。溶解性の強い溶剤とケミカルを用いて様々な方面から循環させることにより堆積スラッジを溶解させる。 これまでは産業廃棄物にしていた原油スラッジを溶解させることによりプロセス処理にすることも可能


日本特許 No.5997587
アメリカ特許 US 10130978 B2

8.No Man Entry 反応塔触媒抜出し技術

反応塔の触媒を抜き出すために作業員が反応塔内部に入槽せずに触媒を抜き出す技術。 作業員は反応塔トップステージから抜出し用パイプを操作して触媒を抜き出す。
実績として98%以上の反応塔触媒抜出

日本特許 No. 5956235

9.省エネ設計技術部門

従来プラントの加工設計に加え、sustainabilityに注目した最新の省エネルギー設計+ 環境汚染の低減を目的とした技術を開発しました。

10.その他の技術